2022年09月20日

里 実習生感想文 NO6

 昨日、小田原短期大学2年の学生さんの実習が終わった
のでいつものように感想文を掲載します。


 I・Yさん

 一つひとつ丁寧に教えて下さったため、自分が今まで知ら
なかった事等多くの知識を増やすことができました。また、最
初はうまく利用者さんと話ができるか不安でしたが、職員の方
や利用者さんが優しくいろいろな人と話すことができました。
 職員の方は、私が1つ質問をすると、その質問に1つひとつ
詳しく対処法等を教えて下さったため、食事の時も、どういう
介助をすれば利用者さんも食べやすく、食べられるかなど教え
てくださいました。
 お風呂介助では、もし(てんかん)発作が起きてしまった時
にすぐに対応できるように2人で対応をし、どういう対応をした
らよいのかなど日常の1つ1つについて教えて下さったため、最
後まで多くのことを学ばせていただきました。




 T・Mさん

 初めて障害者施設で実習することになり、利用者の方と上手く
コミュニケーションがとれるか心配だったが、利用者の方が明るく、
優しく迎え入れてくれたため緊張もすぐにやわらぎました。
 初めて体験することが多く難しいと感じる場面も多くあったが
職員の方が気を付けるポイントや工夫などを教えてくれたため、
自分が行う時も不慣れではあるが行うことがで出来た。
 優しい方が多くとても楽しく様々なことが学べた実習になりま
した。
 ありがとうございました。




 いつものように、『似て非なる言葉』を見つけその活用方法
を振り返りの時間で発表していただきました。


 願望と欲望

 声かけと促す

 自由とわがまま

 介助と介護

 介助と援助

 を発表後福祉現場においての活用方法もいっていただきまし
た。




 私は思う、「わがまま」って何?

 障害のある方はたまに「あの人はわがままだ」と言われやす
と思うので「わがまま」という言葉に強く反応してしまう。

 広辞苑では

 ①自分の思うままにすること。自分の思い通りになる事。
 ②相手や周囲の事情をかえりみず、自分勝手にする事。
  きまま。ほしいまま。みがって。
 ③思うままに贅沢をつくすこと。また、そのありさま。

 特に、②に該当させて障害のある方をわがままと言って
しまうのかもしれない。


 でも今の時代は異なる。

 『合理的な配慮』が求められる時代になった。

 合理的配慮とは、障害者から何らかの助けを求める意思
の表明があった場合、過度な負担になり過ぎない範囲で、
社会的障壁を取り除くために必要な便宜のことである。


 少し前なら、「手話通訳者を置いてほしい」「盲導犬をレ
ストイランに入れてほしい」「車いすで電車に乗りたい」等
を言うと、それを行う人員がいない、安全が確保できない
という理由から「わがまま」という烙印を押し、その願いを
拒否してきたのではないだろうか。


 なのでこの「わがまま」という言葉が出た時には十分な
注意が必要になるかと思う。




 実習お疲れさまでした。
 よい、保育士さんになってください。
 

                     いけたに


同じカテゴリー(沼津のぞみの里)の記事画像
初春のGレク♪
BBQ♪
サファリパーク&忠ちゃん牧場に行ってきました♪
夏のグループレク
とある日の散歩♪
夏の最後に花火を見よう
同じカテゴリー(沼津のぞみの里)の記事
 初春のGレク♪ (2024-03-17 22:43)
 BBQ♪ (2022-12-07 14:09)
 サファリパーク&忠ちゃん牧場に行ってきました♪ (2022-11-08 16:23)
 夏のグループレク (2022-09-06 12:34)
 里 実習生感想文NO2 (2022-07-30 10:29)
 とある日の散歩♪ (2022-06-09 17:10)

Posted by 輝望会スタッフ at 10:50│Comments(0)沼津のぞみの里
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
 

削除
里 実習生感想文 NO6
    コメント(0)