トトロ

　昨日お休みをいただき井の頭公園、禅林
寺それとジブリへ。昨年浜松町で会議を終
えた後深大寺とここを訪れた。

　幾重にも重なって少しふんわりした落ち葉
をゆっくりとした足取りで踏むと、なんとなくガ
サガサザラザラしていた心がすべすべになっ
たような気がした。なので、今年も来てみた。








　時が持つパレットには赤、黄、と何百種類
もの絵の具がのっていて、今日の空に色を
つけるために鈍色も用意されていた。

　 雨に打たれた分それぞれの葉は濃いめの
彩りとなっている。その木々の間をメイちゃん
のように闊歩すれば、昔々のようにちょっとは
純粋な心を持てたような気にもなるから不思議。


　なんの縁もないけど、名前が同じというだけの
縁でお墓まいりも。迷惑かな？




　さて、トトロに逢いに行きましょうか。






　昨日は

　小雨が降ったり止んだりの中2万2千歩ほど歩
いた。落ち葉の上を、大きく腕を前後ろに振りた
かったが傘を持つ手がそれを邪魔した。

　三島から吉祥寺駅までの道のり電車で片道約
３時間ぐらいかかったが、いつものように本を読
んだり、目を閉じたりしているとすぐに着いた。

　その電車の中で読んでいた本。『殺す親 殺され
る親』（児玉真美著 生活書院）。まだ前半のみだ
けど、世界の“障害者福祉に関する情勢、事実”が
植松被告の行為は必然であったことを証明してい
るように読めてしまう。




　足がガクガクするほどの恐ろしさを感じる。

　残り半分を怖がらずに読めるだろうか。


　先日行われた静知協の研修はこれからも大切な
のだと思い知らされた。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いけたに