2019年03月24日

船原峠

 駿豆学園の園長が「土肥高校を舞台にし、町に
ある商店の実名が載っている本があって、面白い
らしいよ」と紹介してくれた。


 書籍名は『船原峠』。

船原峠
(横澤幸仁著、静岡新聞社)。


 静岡のTODA書店の静岡県コーナーに置いてあ
ったので、早速購入し読んでみた。



 私が高校生だった頃の話。時代が符合する。


 そう言えば土肥高校の方と”文通”していたな。

 *”文通” という響きも懐かしいなぁ。


 戸田の”海の家”でのバイト仲間も土肥高校生だった。



 読後、こんな本が他にもあるといいのにと思った。



 例えば

 知的な障害のある方に関するこんな本があるといい
のだけれど。

 山口久代さんの『愛と死のかたみ』が純愛物語として
映画化された。第2弾として、その後の人生も描いてい
ただけると良いのになぁと思う。


 時代の寵児となった久代様がその印税で知的な障害の
ある児童のために土地を購入され、学園の礎を作ってい
ただいたこと。子ども達と日々交流されていたこと。慎まし
やかな生活をされていたことなどなど。

 その時代を振り返り、生きることや障害のある方と関わ
ることの意味を本を通じて感じることができるといいなぁ
と思った。そして、人を愛することについて語って欲しいと
思う。




 読後、いろいろなイメージがわく。映画を見たあとの主人
公になりきってしまうのと同じように。


 あの青の時代が本を通して蘇った。


                       いけたに


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Posted by 輝望会スタッフ at 17:02│Comments(0)今日の一言
 
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