宿は山小屋で寝ていると思えば、よし

輝望会スタッフ

2025年06月17日 17:22

 先日3泊4日で山梨市駅〜すずらんの里駅まで
旧甲州街道を歩いてきた。


 今回は宿泊所編。


 1泊目甲府駅のビジネスホテル素泊まりで4,200円。
普通のホテル。甲府城の近くにあり、夕方散策した。


 2日目韮崎駅近くの旅館。今時1泊2食で6,300円。
45歳前の男性1人できりもりしていた。厨房の隣部屋
が食堂。
 厨房から食堂の行き来で履き物を変えないためか、
その油が食堂についてしまっている。なので、食堂に
入り歩くとスリッパがペタペタと音を出す。

 食後食堂から部屋に戻る際より朝チェックアウトする
まで歩くたびにその音がした。


 3日目教来石宿に、廃屋になったラブホテルを素人
がリフォームした宿に泊まる。

 素泊まりで、4,000円。

 風呂場はあるがシャワーのみ。
 歯ブラシや寝巻き、シーツはあるが布団カバー等無し。


 奈良井宿近くのカメムシいっぱいいた宿を思い出した。


 でも、スタッフの対応は柔らかで、丁寧で誠に良かった
けど。3泊ともこの安さなら仕方がないか。




 どこもかしこも人手不足。


 「このぐらいのサービスしかできないけどそれでも良け
れば。でも安くしときますよ。」と言われているよう。


 きっと、カメムシとこの廃屋ラブホテルは忘れない思い出
となっていくのだろう。
















水信玄餅本店の店先で

 このことを輝望会のこととして考えると


 約30年前は労政会館の会議室等で採用試験を行った
ことがある。それだけ、求職者が多く、たくさんの方が来て
くれた。(福祉系の大学だって今のような定員割れはなく、福
祉を志す若者が多かった)

 とにかく現在は求人難。

 昔ながらの福祉に燃える若者はもしかしたら極端に少ない
のかも。

 今後外国人労働者の争奪、若者の争奪等人を確保する
ためたくさんの課題が山積され、また新たな課題も生まれ
てくる。


 先の宿のように「人がいないのだから・・・仕方がないだろう。」
と言わないで済むような工夫を考えていきたい。


 さて、どんな知恵を湧かしましょうか。


*人材(財)の傾斜生産方式を。


                 いけたに











関連記事