全国施設長会議

輝望会スタッフ

2024年07月13日 10:03

 11日、12日と全国知的障害関係施設長等会議が東
京国際フォーラムで開催された。

 初日

 講演1「障害福祉サービス事業所の施設長に求めら
れる視点と実行力」

 講演2「社会福祉法人における人材確保と法人経営」

 シンポジウム「これからの障害福祉に求めれれること
ー令和6年度報酬改定後の課題と展望ー」



 2日目私は第3分科会「令和6年度報酬改定と今後の
障害福祉のあり方」に出席。

 行政説明後基調講演小沢温筑波大学教授「報酬改定
後の事業運営ーこれからの障害福祉サービスのあり方ー」
シンポジウムがおこなわれた。




 各講演で色々と刺激を受けた。


 一つだけ紹介すると早稲田大学松原由美教授による講
演のほんの一コマ。

 2011年の東日本大地震発災時ある鉄道会社はお客さん
を締め出した。ところが、巨大なテーマパークはお客さんに
「ここは安全だから、ここにいてください。」といい、お土産用
の食べ物や暖を取るための品々を提供した。


 9割アルバイトの自己判断でそれがなされた。



 それができたのは日頃からホスピタリティ(心から親切に
もてなすことや歓待の精神)を学び、安全のための教育を
を受けていたからできたのではないか。

 そして、個々の方々が下記のような目的にそった判断を
したからこそ。

 目標と目的があって目標は目的を達成するために
目指すべき状態で、人から与えられる時がある。

 目的は最終的に目指す状態で自分で見出すことだ。
その判断はそれを見出した結果なのかも。



 ならば、組織に期待するだけでなく自ら自分を作り上げる、
自らを突き動かす原動力は何か。


 それは、義憤、ギャップ、夢、使命感なのかもしれない。 



 私にとってのモチベーションは義憤であり、忘己利他(もう
こりた)なのだと思う。そんなことを講演を聞かせていただい
て思った。



 初日終了後御徒町駅近辺に宿をとり参加した各事業所
施設長と本日の講演の話を肴に一杯会を。





 求人難の折、どう事業を継続していくか。


 よく働きたい職場であげられるところはスターバックスや
TDLだけど、その企業の何がそう思わせるのかな?

 ・認知度
 ・華やかさ
 ・先ほどの ホスピタリティ
 ・お客さんとの笑顔の共有 演出?
 ・5感の程よい刺激
 ・スタッフ間の完璧な目的の共有化
 ・先駆的なことに対する憧れ
 ・等々

 *きっと一つではなく、いくつかの要素が互いに絡みあい
相乗効果をもたらしているんだろうな。




 職員の知恵を結集し、輝望会がここにある目的を、個々の
職員がここにいる目的を鮮明化しいくつかの目標を達成でき
れば求人難は解決していくのかもしれない。

 


(少子化なので難しいところはあるけど、あらん限りの知恵を職
員さんたちには出していただきましょ)

 


                 いけたに
                    

関連記事