久しぶりに短大生の施設実習が行われた。
新型コロナやずっと雨の日が多かったけど、元気は
つらつにできたようで、ありがたい。
なんでも来週の火曜日からは保育現場実習が
あるとかで、学生さんたちもなかなかと忙しい。
すでに就職先も決まっているとのこと。明るい方々
だったので、ちょっと残念な気もするけど、まー場所は
異なってもきっとここでの実習を忘れずによい職員に
なっていただけることを期待したいと思う。
ではいつものように、感想文を紹介いたします。
K・Sさん
初めは障害者と関わるのにどこまで話せるか分からな
くてとても不安でしたが、実際に一緒に生活してみると
利用者の方々がたくさん話しかけてくれたり私の話に
反応してくれたりして、不安や心配していたことがなくなり
ました。
利用者の方々は一人ひとりできることが違っていて、そ
れもその方の個性だと感じました。
職員の方々もとても丁寧に教えてくれて、実際に援助に
入って学ぶ機会をたくさん作ってくれました。毎日担当の職
員が違ったため、職員一人ひとりの援助方法も違い、自分
がやりやすい援助方法を色々な職員の方々のやり方から
吸収できました。
今回利用者の方々と関わってみて、ただ自分でできない
ことが多かったり話せなかったりするだけで一線置いたり
「障害者」と分けてしまうのではなく、一人ひとりの個性であり、
同じ人間だという考えが大事だと思いました。
そして、そのような考え方ができる人が増えるといいと思い
ました。
二週間大変だったけどとても楽しかったです。
S・Yさん
最初、里に来た時は一人ひとり出来ることが違って職員さんが
連携して援助している姿を見て、支援の仕方というのは人それぞれ
なんだなと感じました。実際に食事援助をさせていただいたり入浴
介助をさせていただく事がありましたが、援助、介助をこなすだけで
なく、利用者さんの様子を見ながら細めに声掛けをしながら援助、
介助をする事の大切さを学びました。
日常生活の中で、リハビリの一環となる事を取り入れたり、一つ
ひとつの時間を楽しめるよう工夫したり、イベントを作ったりと利用者
さんの事を第一優先に考え、一人の人間として接する事を当たり前
ではありますが改めて感じる事が出来ました。
利用者さんたちは私の慣れない手つきの援助に協力してくれたり
待ってくれたりして、たくさんのお話をしてくださったので本当に楽しい
時間を過ごすことができました。
大学では保育の授業をメインに学んでいたので、今回の実習で
初めて知る事、感じる事が多くありました。保育でも生かすことが
出来る部分はたくさんあったので、里で学んだ事を自分の強みとし
て生かしていきたいと思います。
2週間長いようで短い時間でしたが充実した生活を送ることが
出来ました。
ありがとうございました。
2週間、お疲れさまでした。いつか機会があったら里にまた来て
ください。
いけたに