毀誉褒貶

輝望会スタッフ

2022年06月28日 08:47

 人生『毀誉褒貶』(きよほうへん)と書かれていた。

 毀=そしる、

 誉と褒=ほめる、

 貶=けなす。


 なので、生きている以上、好かれることもあれば嫌われるこ
ともある。



 好きになることもあれば、嫌いになることもある。


 だからこそ人生面白いのかも。



 気持のあまり激しくない振幅のアップダウンの中で、慎まし
く生きていければありがたい。



 ただ、仕事中にこのあからさまな毀貶があると、その組織の
理念は置き去りにされてしまうかも。


 できたら、感情に公私の区別をつけていただけるとありがた
いのだけれど。(これ、難しいけど)


 一人ひとりの幸せを願う福祉の世界で働くのであれば尚更
職場の人に対してもそうであって欲しいと思う。





 数年前熊本にいる友人の家に泊まらせてもらった。

 寝るまでの間、ずっと奥さんと 口喧嘩(私から見るとだけど)
を友人はしていた。でも、二人のその姿を見て”いいな”と思った。

 言いたいことをお互い言い合いながらも、お互いを信頼しきって
いるさまを見たような気がした。


 先日、この友人が横浜にいる初孫の顔を見にやってくるので
三島で三人で飲むことになり、もう一人の中学の同級生が私に連
絡をくれた。


 「奥さんは来ないのか?」との私の問いに、連絡をくれた彼は
「別れた」といったので、「そんなのウソに決まっている。あんなに
仲が良いのに別れることは絶対にありえない」と大声で言ってし
まった。

 そうしたら「横浜で奥さんとは分れるらしいよ」とのことで、私の
早とちりだったので、一安心。



 職場の対人関係、この夫婦のようであってほしい。言いたいことを
言い合いながらもガッチリと信頼という言葉がはっきりと見える関係性の
中で仕事ができていけば、理念はぐっと近づいてくるのかもしれない。

 そうであってほし。



                      いけたに 

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