「ゴミ屋敷」

輝望会スタッフ

2024年08月29日 12:10

 今朝の静岡新聞に『「ゴミ屋敷」72% 要福祉支
援』の記事があった。


 『総務省行政評価局は28日、大量の物品が屋内
や敷地に放置された「ゴミ屋敷」に住む人の72.4%
が健康問題や貧困を抱えていたとの抽出調査結果
を公表』とあった。







 この記事を読みながら日本福祉大学が杁中(いりな
か)に校舎があった頃、その近くに「ゴミ屋敷」があり、
愛知県立大学と日福の学生との合同でそのお宅を訪
問したことを思い出した。

 (こんな過去の思い出に浸ることが最近多い)


 ゴミ屋敷といっても店舗兼住宅の店舗部分全てに段
ボール箱や紙類等が山のように積まれていて、家の外
には一切ゴミはなかったので、これをゴミ屋敷と呼ぶこ
とはおばあさんに対して失礼かもと個人的にはそう思っ
ていた。




 一人住まいのおばあさんは「亡くなった亭主が積んだ
品なので、捨てる気にならない」といっていた。



 でも青臭い私たち学生は「火事になると危険だから」と
寄り添うこともなくただそんな趣旨のことを伝え「また来ま
す」といい、ボランティア活動を自画自賛していたように思
う。




 今ならおばあさんに寄り添いながら、会話を楽しみながら
関われるのかもしれない。



                       いけたに

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