カエル ぴょん
昨日雲の切れ間から陽の腕が伸びてきて
光の手が人の全身を抱きしめた。いくつもあ
る雲の濃淡が自然の偉大さを誇示し、それ
らに目を奪われた。
昨日と一転し、今朝は雨。
いつものように、コーヒーと新聞をもちベランダで
紫煙を燻らせていると、どこからともなくカエルが
ここにいるよと告げてきた。
朝からカエルが「雨雨フレフレ」と歌っている。
それも輪唱で。
歌の文句そのまんまに。
梅雨なら梅雨の風情にどっぷり浸かることで、
気持ちが落ち着くような気がする。
木曽岬村の一軒家に暮らしていたとき、確か
これよりもスケールの大きな大合唱をきき、三
島を思い出していたのかも。
さて、今日も一日気合をいれて。
そういえば里の壁面にもカエルがいた。
いいね。
いけたに
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