2018年06月07日

蟹工船

 私は若い職員のエンタメはわからないと同じ
ように若者たちは過去のことはわからないと思
う。


 昨晩、小林多喜二原作『蟹工船』を観劇した。

 この蟹工船を知っている若者は数少ないのか
もしれない。

 この小説が書かれた時代の劣悪な労働環境が
みえてくる。病人を働かせる、縛り付けるようなこ
とは現在はないにしても、質や形が異なる劣悪な
労働環境は今もあるのかもしれない。



 世代に関係なく、働くことの意義を問い直してみ
ることが必要なのかも。

 学生の頃「猿が人間になるにつれての労働の役割」
という本を読んだことがある。障害の有無に関係なく
働くということは発達していく上でとても大切であること
がとかれている。

 人として成長や発達していくためにも良い環境の
中で働くことが大切なのだと思う。そうしないと、人と
してなっていかない。そればかりか、それは負の連鎖
として子孫に伝播してしまうのかも。


 そんなことを思った。



                      いけたに


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Posted by 輝望会スタッフ at 14:44│Comments(0)今日の一言
 
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